仕組みの詳細
ビルダーコード
所有者がビルダーとして承認したフロントエンドは、そのユーザーが決済したポジションのPnLから、トレーダーが署名で同意した料率で手数料を得ます。
ビルダーコードとは
トレーダーが署名するセッションキー登録(RegisterSessionKeyV2)では、feeAddressフィールドにアドレス(フロントエンドのビルダーコード)を、maxBuilderFeeにトレーダーが支払いに同意する最高料率を指定します。そのアドレスが承認済みのビルダーである間、その鍵で決済したポジションはすべて、ビルダー自身の料率と署名された上限のうち低い方をビルダーに支払います。元のRegisterSessionKey型で登録した鍵には同意が含まれず、ビルダーは何も得ません。アプリはビルダーを指定しておらず、どのフロントエンドから送られた取引でも、送信するのはリレイヤーです。
かかるコスト
- 勝ち。 トレーダーは、2%の勝ち手数料と紹介手数料に加えて、ビルダーの料率(上限は調整後の利益の0.5%)をビルダーに支払います。
- 負け。 ビルダーの取り分はLPが得る額から出るので、トレーダーの損失は変わりません。この分は損失の発行ベースから除かれます。
- 清算では一切かかりません。 破産価格かそれより先での決済も、清算として精算されるので同じです。
- 合計の範囲内。 基本手数料、紹介手数料、ビルダー手数料の合計が、ベースの15%を超えることはありません。ビルダーの料率は、ほかの二つが残した範囲に切り詰められます。
ビルダーに手数料が計上されるのは、支払いキューが空で、LPが手数料をまかなえる間だけです。プロトコル自身の手数料と同じルールです。まかなえない場合でも勝った人は手数料を払い、その分はLPに残ります。
承認済みのビルダーのみ
- 所有者は、2日のタイムロックを通じて各ビルダーを承認します。
- ガバナンス・マルチシグは、ビルダーを即座に削除できます。削除すると、そのビルダーを指定しているすべての鍵で手数料が止まりますが、鍵自体は使い続けられます。
- 各ビルダーは、所有者が定める上限0.5%の範囲で自分の料率を設定します。所有者はタイムロックを通じて上限を15%まで動かせます。上限をあるビルダーの料率より下げると、そのビルダーが得る額は上限で切り詰められます。
- 承認済みのビルダーではないアドレスを指定した登録は、リレイヤーでもコントラクトでも拒否されます。署名された上限なしでビルダーを指定した登録も、何も得られないため拒否されます。
ビルダー向け
- ユーザーが
RegisterSessionKeyV2に署名するとき、feeAddressにあなたのビルダーアドレスを、maxBuilderFeeにユーザーが同意する最高料率を指定してください。自分の料率は、上限の範囲内で、レジストリのsetFeeRateで設定します。 - 得た手数料はExchangeにたまります。
builderFees(address)で確認できます。 - 受け取るには、ビルダーアドレスからExchangeの
claimBuilderFees()を呼びます。受け取った額は取引所の残高に入り、その時点でLPがまかなえない分は支払いキューに入ります。削除される前に得た手数料は、引き続き受け取れます。 - 鍵を紛失した場合:所有者がタイムロックを通じて、未受け取りの手数料を新しいアドレスに移せます(
moveBuilderFees)。
受け取られるまで、ビルダー手数料はLPの負債です。LPの現金の中に残り、記帳上のLPから差し引かれます(支払能力とキューを参照)。BuilderRegistryのアドレスはコントラクトアドレスにあります。
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